<ビスカヤ県 名所・観光スポット>

〜ビスカヤ県 基本情報〜

呼び方:スペイン語でVizcaya(ビスカヤ)/バスク語でBizkaia(ビスカヤ:発音はほぼ同じ感じ)

面積:2217㎢(参考:東京都2187.42㎢)

県都:Bilbao(ビルバオ)/バスク語で Bilbo(ビルボ)

人口:ビスカヤ県全体で約113.7万人

名産品や名物料理:チャコリ(お酒)、ゲルニカのピミエント(ピーマン)、バカラオ(タラ) アル ピルピル、カロリーナ(スイーツ)、ボジョ デ マンテキージャ(菓子パン)など

◎ビルバオ

 

バスク州の中で人口が最も多い街ビルバオ。バスク州で唯一、地下鉄があります。25年前に「グッゲンハイム美術館」が建設されたのを機に、工業都市から新たなアートの街として進化しており、街の中には様々なオブジェが目を引きます。


所々で見かける特徴的な透明な半円は、地下鉄への入り口です。地下鉄は深いところで地下約50mになるそうです。

 

↓ ビルバオの中心部「モジュア広場」

 〈主な見どころ〉

○グッゲンハイム美術館

(el museo de guggenheim)

独特の外観をしたグッゲンハイム美術館は建物自体がアートで、現代建築の素晴らしい建築物の1つとされています。アメリカのフランク・ゲーリーによって設計され、1997年10月にオープンしました。常設展は主に近現代の作品を展示しています。また、そばにいる大きな犬型のオブジェは「パピー(子犬)」の愛称で知られ、可愛らしい姿で訪れる人を迎えてくれます。パピーと共にグッゲンハイム美術館はビルバオの街のシンボルとなっています。

 


 

 

〜パピーのプロフィール〜

犬種:ウエストハイランドホワイトテリア

身長:12m   体重16トン

 

約38000本の生花でおめかししています🌸

 

パピーの内部には水やりの設備があり、それによって日々お花に水やりがなされているそうです。

 

グッゲンハイム美術館開館と同じ年(1997年)からパピーもここにいるのですが、2021年、水やりのシステムを一部新しくすることになり、「¡Damos la vida a Puppy!(パピーに命を!)」のスローガンのもと資金集めのキャンペーンが行われ、10万ユーロが集まったそうです。

 

 

後ろ姿も可愛いです😊

 


○スビスリ橋(El puente Zubizuri)

ビルバオ市内をゆったりと流れるネルビオン川に架けられた橋です。グッゲンハイム美術館の開館と共に設置されました。

 

この橋はスペインの有名な建築家サンティアゴ・カラトラバによって設計されました。床面がガラス張りとなっているモダンな設計なのですが、ビルバオは割と雨が多く、雨の日に滑って転ぶ歩行者が続出。結局絨毯が敷かれることとなりました。橋のポイントとなる「ガラス張り」は覆われてしまいましたが、やはり安全第一ですね。

 

バスク語で「zubi(スビ)」は  橋を、「zuri(スリ)」は白を表します。ですので本当は「スリ橋」ですね😅


○アルチャンダ展望台

(Mirador de Artxanda)

お天気が良ければ是非足を運んでいただきたいのがアルチャンダ展望台です。

ケーブルカーで上がると、眼下には自然とモダンが調和した美しいビルバオの街並みが広がっています。

 

ケーブル乗り場はスビスリ橋の近くにあります。



○旧市街 カスコ ビエホ (Casco viejo)

旧市街へはネルビオン川を渡ります。モジュア広場を中心としたビルバオの中心部(新市街)とはまた違った雰囲気でショップが並んでいます。ヌエバ広場やミゲル・ウナムノ広場周辺にはバルが集まっています。

 

旧市街は狭い路地が多く、やや閉塞感のある場所です。時間帯によっては人通りがかなり少なくなることもありますので、ひったくりなどに遭わないようご注意ください。(14時〜17時頃は昼食の時間帯で、お店が閉まっていることも多く人通りが少ないです)

 

↓ ミゲル・ウナムノ広場

  ↑旧市街のヌエバ広場 バルが並んでいます。