「こんな組み合わせもあるんだな」と発見も多いバル巡り。ここではバス子が実際にバルで出会ったピンチョスや、バルのピンチョスから発想を得てアレンジしたピンチョスのレシピをはじめ、スペインでよく食されるお料理をご紹介します。
料理名の横に(再現)とあるのは、バルで実際に食べたピンチョスをほぼ忠実に再現したものです。
◎GILDA 「ヒルダ」(再現)
バスク地方のバルでよく見かけるおつまみです。1本からでも注文でき、軽い飲みに最適です。お酒がすすみます。
~材料(すべて適量)~
・オリーブの実(種がないもの)
・青唐辛子のピクルス(ギンディージャ)
・アンチョビ
・きゅうりのピクルス(お好みで)
・うずら卵水煮(お好みで)
・竹串またはつまようじなどの串
~作り方~
青唐辛子のピクルスはへたの部分を取り除きます。
オリーブの実、青唐辛子のピクルス、アンチョビをお好きな順で串に刺せば出来上がりです。
*********************************************************バルによってヒルダの刺し方は様々で、アンチョビでオリーブの実や青唐辛子のピクルスを巻いてから串に刺しているものや、アンチョビを最初にくるくる巻いてから串に刺してるものもあります。
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*きゅうりのピクルスも使うと、酸っぱさと食べ応えがアップ!
*うずら卵を使う場合は、アンチョビと並べて串に刺すとお口の中でいい感じに味が広がります!
◎ヤギのチーズのピンチョス(再現)
まだあまり日本では馴染みのない「ヤギのチーズ」ですが、スペインでは普通にスーパーで見かけます。
バルではヤギのチーズに玉ねぎを甘辛く味付けしたものをトッピングしたり、ヤギのチーズにパン粉をつけてフライしたピンチョスを見かけます。
ヤギのチーズは塩気がかなり強く、独特な風味があるので好みは分かれると思いますが、塩気と甘味のコンビネーションにお酒がすすみます(^_^)
今回はヤギのチーズフライのピンチョスをご紹介。是非一度お試しください!
~材料(すべて適量)~
・ヤギのチーズ
・フライの材料(小麦粉、卵、パン粉)
・バゲッとなどのパン
・玉ねぎ(スライスしたもの)
・砂糖と醤油(玉ねぎを甘辛く味付けする用)
※玉ねぎを甘辛くしたものの代用として、イチゴジャムやマーマレードなど、どんなジャムでも大丈夫ですので、面倒な場合は玉ねぎの作業は無しでOK です。
~作り方~
①ヤギのチーズは1cm弱の厚みにスライスします。
②小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付けて、フライにします。
③スライスした玉ねぎを砂糖と醤油で甘辛く味付けします。(ジャムで代用する場合省略可)
④バゲットに乗せて完成です。
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ヤギのチーズは溶けにくく、比較的フライにしやすいです(^_^)。カマンベールチーズより扱いやすいと思います。
こちらでは甘辛い玉ねぎ(cebolla caramelizada)を作るのに、バルサミコ酢とお砂糖が使われています。(味はお醤油とお砂糖で味付けしたものと似た感じです)
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